資産形成は「自分を知る」ことから始まる
資産形成の第一歩は、株や投資信託を買うことではありません。
最初にやるべきは、「自分がどのくらいのリスクを取れるか」を理解することです。
これを知らないまま投資を始めると、暴落でパニックになったり、想定外の損失を出してしまうことがあります。
この記事では、サラリーマンが自分のライフステージに合わせてリスク許容度を把握し、無理のない投資を始めるための考え方を解説します。
なぜリスク許容度が重要なのか
リスク許容度とは、「どの程度の損失なら精神的に耐えられるか」という尺度です。
投資の世界では「リスクを取らないとリターンも得られない」と言われますが、過剰なリスクは資産形成を台無しにします。
例えば、100万円を株式100%で運用していた場合、短期間で20〜30%下落することは珍しくありません。
そのときに冷静でいられる人は、上昇局面で利益を得られますが、恐怖から売却してしまう人は損失を確定してしまいます。
年齢別・ステージ別のリスク許容度目安
一般的に、若い世代ほどリスクを取る余地があります。
一方で、50代以降は守りを重視することが重要です。
以下に推奨ポートフォリオの一例を示します。
私自身はより大きなリスクを取ってきましたが、人それぞれリスク許容度は異なります。
| 年代 | 推奨ポートフォリオ例 | 特徴 |
|---|---|---|
| 30代 | 株式80%・債券10%・現金10% | 成長期。時間を味方に。 |
| 40代 | 株式60%・債券30%・現金10% | 収入の安定+家庭を考慮。 |
| 50代 | 株式40%・債券40%・現金20% | 退職後の資金を守るフェーズ。 |
リスク許容度を測る3つの質問
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収入はどの程度安定しているか?
転職が多い業種か、安定収入かでリスクの取り方は変わります。 -
運用期間はどれくらいか?
10年以上運用できるなら、短期の値動きを気にせずに済みます。 -
一時的に20%下落しても売らずにいられるか?
この問いに「はい」と答えられない場合、株式比率を下げましょう。
リスク許容度に合った投資戦略
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攻め型(リスク高):米国株・先進国株・新興国株中心
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バランス型:全世界株式+債券
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守り型(リスク低):債券・貴金属中心
自分がどのタイプかを理解することで、「下落時も安心して継続できる」投資を実践できます。
まとめ:資産形成はマラソンである
リスク許容度を理解せずに走り出すのは、地図を持たずにマラソンを始めるようなものです。
まずは「自分を知る」こと。
その上で、次回の記事では実際にポートフォリオの中核を成す「国内株式・海外株式の黄金バランス」について解説します。