投資は基本的に個人の判断で行うものだが、他の投資家の経験や考え方を知ることで、自分の投資戦略を見直したり、新たな視点を得ることがある。特に、成功した投資家だけでなく、失敗した経験を持つ投資家の話も大きな刺激になる。
ここでは、私が投資を続ける中で、他の投資家から刺激を受けたエピソードを紹介したい。
1. 配当株投資家から学んだ「長期的な視点の大切さ」
以前、YouTubeでバフェット太郎の動画を見たときに、彼の「高配当株投資」の考え方に衝撃を受けた。
🔹エピソード
- 彼は米国の高配当株に長期投資し、配当金を再投資しながら資産を増やしている。
- 私は当時、成長株中心の投資をしており、配当株にはあまり興味がなかった。
- しかし、彼の「配当収入を積み上げることで経済的自由を得る」という戦略を聞き、投資の目的が「資産の増加」だけではなく、「安定したキャッシュフローの確保」にもなるのだと気付いた。
- それ以降、私も配当株をポートフォリオの一部に組み込むことを考え始めた。
🔹刺激を受けたポイント
✅ 短期的な株価の動きに一喜一憂せず、安定した収益を生む資産を作ることの重要性
✅ 「資産形成」と「キャッシュフロー」のバランスを取ることが大事
✅ 配当金を再投資することで、複利効果を最大化できる
2. インデックス投資家から学んだ「市場に勝とうとしないことの大切さ」
私は以前、個別株投資を積極的に行っていたが、ある時、市場平均に勝ち続けることの難しさを痛感した。
🔹エピソード
- ある投資家(YouTubeの両学長)が「長期投資ではインデックス投資が最も合理的」と語っていた。
- 彼は「多くの投資家が市場平均に勝とうとするが、ほとんどの人が失敗する」と説明していた。
- 当時の私は個別株で勝負していたが、短期的な値動きに振り回され、期待したリターンを得られないことが多かった。
- そこで一度、S&P500や全世界株式のインデックスファンドに投資してみることにした。
🔹刺激を受けたポイント
✅ 市場に勝とうとするより、市場に参加し続ける方が有利
✅ インデックス投資は時間を味方につける投資法
✅ 「シンプルな戦略」が意外と強い
この経験から、私はインデックス投資を資産形成の中心に置くようになった。
3. 暴落時に冷静だった投資家から学んだ「メンタルの重要性」
2020年のコロナショックで市場が大きく下落したとき、私は不安になり、ポジションを整理しようと考えた。しかし、そのときある投資家の言葉が私を思いとどまらせた。
🔹エピソード
- YouTubeのDan Takahashiが「今売るのは最悪の選択肢かもしれない」と言っていた。
- 彼は過去の市場の暴落と回復のデータを示し、「市場は何度も暴落してきたが、長期的には成長し続けている」と説明していた。
- 実際、私はその言葉を信じて株を売らずに持ち続けた。
- 結果として、市場はその後V字回復し、大きな利益を得ることができた。
🔹刺激を受けたポイント
✅ 暴落時にパニックにならず、冷静に対処することが大事
✅ 過去のデータを見ると、長期的には市場は成長する傾向がある
✅ 感情で売買するのではなく、戦略に基づいた行動をする
4. 仮想通貨投資家から学んだ「新しい市場へのチャレンジ精神」
私は元々、株式投資が中心だったが、ある投資家の話を聞いて仮想通貨にも興味を持つようになった。
🔹エピソード
- 私が仮想通貨投資を始める前、ある投資家が「ビットコインはデジタルゴールドになり得る」と語っていた。
- 彼は2021年の仮想通貨バブルの頃から投資しており、大きな利益も損失も経験していた。
- 「仮想通貨はまだ発展途上の市場であり、リスクは高いが、将来的に大きく成長する可能性がある」と聞き、少額から始めてみることにした。
🔹刺激を受けたポイント
✅ 新しい市場に目を向けることの重要性
✅ リスクを取ることの大切さ(ただし、資産の一部で行うことが前提)
✅ テクノロジーの進化が投資の世界にも影響を与える
まとめ:投資家から学んだことをどう活かしているか?
私はこれまでに、さまざまな投資家から刺激を受け、投資戦略を見直してきた。
🔹学んだことと実践していること
- 配当株投資の魅力を知り、ポートフォリオに組み込んだ
- インデックス投資の有効性を理解し、資産形成の中心に置いた
- 暴落時の冷静さを身につけ、感情に左右されない投資を心がける
- 新しい市場(仮想通貨など)にも少額でチャレンジする精神を持つ
投資は単なる数字の世界ではなく、経験や知識、他の投資家からの学びが大きく影響する。これからも、他の投資家の考え方を参考にしながら、自分に合った投資スタイルを確立していきたい。
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